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現在の活動状況

作成日: 2012年10月10日

更新日: 2011年 4月27日

視覚障害者のためのビジネスパソコン講座
(2010年11月〜2011年2月)

この事業は、視覚障害者のパソコン資格取得支援を目的に、ヤマト福祉財団より助成を受けて実施しました。

事業内容としては、スクリーンリーダー(PC-Talker)を使ってエクセルやワードを操作し、ビジネス文書の作成やエクセルのデータ活用の方法を身に着け、日商PC検定「ビジネス文書作成3級」と、「データ活用3級」の資格取得を目指すための講座(ワード40時間、エクセル40時間)を行いました。

総仕上げとして、 「日商PC検定」ビジネス文書作成3級(word)、データ活用3級(excel)の受験を行う予定でしたが、データ活用の方は、システムの都合で、4月27日現在、まだ受験の準備が整っていないため、実施されていません。

しかし、「ビジネス文書作成3級」(Word)では、2名が合格を出すことができました。

この講座の教材は、特定非営利活動法人北九州市視覚障害者自立推進協会あいずが開発した対策テキスト等を使わせていただきました。

このテキストの知識問題については、新たに問題の追加や修正、科目別に振り分け等も行って、更に充実した教材にしました。

さらに、今年度より行なわれる予定であった、データ活用(excel)の為の教材では、視覚障害者に理解しにくい、セルや表、グラフなどのイメージを掴むために、触図や点図による教材を開発しました。

スクリーンリーダーを使った試験について

この試験は、日商の行うパソコン検定3級の試験で、視覚障害者専用の試験ではありません。

しかし、視覚障害者は、スクリーンリーダーで受験しますので、スクリーンリーダーで読むことの出来ない地図や写真などや、音声だけでは判断できない問題は出題されません。

内容は、知識問題と実技問題に別れていて、知識問題はパソコンに関する用語や機器など、一般的なことから専門的なことまで広く出題されます。

「ビジネス文書作成3級」については、ビジネス文書の書き方や社内文書の書き方などを、「データ活用3級」については、ピボットテーブルや関数を使ったデータ処理に関する問題が出題されるようです。(4月27日現在、未実施)

これらの操作は、すべてスクリーンリーダーを使って操作しますが、これらを解説したテキストはありません。

市販されているテキストは、マウス操作で解説されているため、画面が見えない、見づらい視覚障害者には使えないのです。

そこで、この事業では視覚障害者に特化したテキストの開発を行ないました。

また、ビジネス文書のレイアウトを把握するため、文書のレイアウトを点図で印刷したものや、excelのセルや表のイメージを掴むため、広島大学大学院教育学研究科准教授の氏間和仁先生にご協力していただき、点図を使った教材も開発しました。

本文終わり。